これは、D3.jsを使ってグラフを可視化するツールです。index.htmlをブラウザで開くと(グラフ理論で言うところの)グラフが表示されます。折れ線グラフや棒グラフというときの「グラフ」と紛らわしいので、以降「ネットワーク」と呼ぶことにします。
基本的に、index.htmlさえあれば動くようになっています。D3.jsをベタ張りすればオフライン環境でも使えます。
jsonファイルとcsvファイルを開くことができます。拡張子はそれぞれ.json, .csvでなければならず、それ以外の拡張子は読み込めません。
次のようなjsonファイルを読み込みます。
{
"nodes": [
{ "id": "ノード1", "name": "Node 1", "group": 1, "explain": "This is node 1", "x": 100, "y": 100 },
{ "id": "ノード2", "name": "Node 2", "group": 2, "explain": "This is node 2", "x": 200, "y": 200 },
{ "id": "ノード3", "name": "Node 3", "group": 2, "explain": "This is node 3", "x": 300, "y": 300 }
],
"links": [
{ "source": "ノード1", "target": "ノード2", "value": 2 },
{ "source": "ノード2", "target": "ノード3", "value": 1 }
]
}id, source, target以外は任意項目です。
nameは、ノードの脇に表示される文字列を指定します。存在しない場合はidが表示されます。groupは、ノードの色分けをすることができます。explainは、ノードのツールチップを追加します。x及びyは、ノードの位置を指定します。指定した場合は、グラフが固定されます。valueは、エッジのツールチップを追加します。
次のようなcsvファイルを読み込みます。
source,target,value
ノード1,ノード2,2
ノード2,ノード3,1
valueは任意項目です。name, group, explain, x, yは指定できません。
無線従事者資格の包含関係を示しています。
東北6県の隣接関係を示しています。

